創造力の育成
子供たちの未来を考えた時、もちろん国語算数理科社会…も必要ですが、「知識」だけではこれからの未来は生き抜いていけません。
もっと言うと、「知識」は機械やAIに勝てません。
だからこそ、人間として磨かなければならないのは、創造力・創造力・問題解決能力などの力であると言えます。
SOBU ACADEMYでは、このような力をあらゆる場面で育成することを意識して指導に当たっています。
今回は、その場面を2つ紹介します。
①スタディタイム(宿題および学校の授業の復習&予習)の後、「折り紙」の時間としました。
教員は「折り紙」を用意して子供たちに問います。「何を作ろうか」
今回のテーマは「花」になりました。
発想が溢れんばかりに出てきます。そして分からないことは調べたり、指導者に聞いたり、友達同士で相談したり、時には役割分担をして作業をしていきました。
・花もいろいろな花がある
・作り方を調べよう
・そっちの作り方、僕にも教えてよ。
・僕は茎をつくってみようかな。僕は花束にしたいな。
・○○くんは茎を作るのがうまいね。僕の分も作ってよ。
・色は何色がいいかな。
・テープよりも糊のほうがいいかも。グルーガンもいいね。
ただの遊びではありません。放置しているわけではありません。指導者には意図があって、一緒に活動し、その都度よりよい声かけをしていくのです。
②自由時間にアクティビティスペースで
気付くとアクティベティスペースであらゆる道具が出ていました。
何をやっているのか聞くと、サーキットコースを作っているのだそう。
「ここはジャンプで、ここかトンネル。ここは前回りね。」
素晴らしいコースです。
このコースをやる人のことを考えて活動しています。指導者に左右されることなく思い切って考えたことを形にする時間。素敵です。
ただし、間違えてはならないのは「知識」が必要ないと考えることです。
「知識」も大切です。「知識を活用する」のです。