人生は比べられない
あの選択をしていたらどうなっていただろう…
あの時、別の道に行っていたら今頃…
そんなことを考えたことがある大人は多いのではないでしょうか。
私もそうです。
すでに我が子の子育てでもそう思ってしまうこともあります。
「小さな頃にあれをやらせていたらどうなっていただろう…」
「もっと早くこれをやらせていれば…」
でも残念なことに、それは叶いません。
親である皆さんは子育ての中で、我が子にできるだけの愛情を注ぎ、最善の選択をし、できる限り“良い道”を歩んでほしいと願っているでしょう。
そこで親にできることは、「よりよい環境を提供すること」に尽きます。
時間は決められています。1日24時間、1年365日、小学校6年間、社会に出るまであと…。
改めて言いますが、親にできることはその時間を「どこで」「どうやって」過ごさせるかです。
家でゲームをやって過ごすのもよし
家でごろごろしているのもよし
家で勉強をさせるのもよし
サッカー教室に通わせるもよし
サッカー教室もいろいろなクラブがあります。どのクラブがいいのでしょうか。
楽しく和気藹々とやるクラブがいいのか、うまい子が集まるクラブがいいのか。
もちろん家族で過ごす時間を最大限に伸ばす選択もいいでしょう。
その環境で何を学ぶかは大人がやることではなく子供がやることです。
でもその環境(の選択肢)を提供してあげたり、サポートするのは親の役目ではないでしょうか。
それをせずに、成長してから、「ほら、小学校低学年の時勉強一生懸命やっていたら…」なんて言うのは少し無責任かもしれません。
家で勉強に取り組める環境を作ってあげるのか、それともそういう場所を提供し通わせてあげるのか。
もう子育ては抱え込む時代ではありません。
親以外の人や場所、社会全体で子育てをしていく時代です。
お仕事の時間もそうでしょうし、「私にはこれは教えられない」と思ったら、迷わず外部にそれができる場所を探して頼るべきです。それが子供の未来のためです。
人生は比べられません。
家でゲームばかりやっていた人生と、SOBU ACADEMYに通っていた人生と、野球教室に通っていた人生を比べることはできません。
我が子にとってのベストを導き出すのは難しいですが、ベターな選択をしようと努力することが子育てです。
あとは全て結果論です。でも「やっておけばよかったな〜」「通わせておけばよかったな〜」とならないようにはしたいものです。