愛情不足?

かつてより共働き世帯が増え、保育園や学童が必要な社会となりました。

働きに出ていらっしゃる親御さんは、子どもたちに愛情がかけられているかなぁとか
もっと一緒にいてあげられたらなぁとか
何かお子様に対する悩みがあると、愛情不足のせいなのかなぁとか思うこともあるかもしれません。

でも、愛情って時間ではありません。質です。

主婦の方でも、ずっとお子様と一緒にいて育児の悩みからイライラしてしまったらそれはあまりよいことではありません。
ずっと一緒にいるからこそ、できていないことがたくさん見えてしまってイライラしてしまうこともあるでしょう。

逆に、働きに出ていらっしゃるパパママでもお仕事が終わって、お迎えに行って、ぎゅっと抱きしめて
今日あったことをゆっくり聞いてあげる。そしてう〜んと共感して、う〜んと褒めてあげる。
そして一緒に夕ご飯を食べて、一緒にお風呂に入って、絵本を読み聞かせして、一緒に寝る。
これで、十分すばらしい愛情が与えられているでしょう。

逆にそうであれば、保育園・学童という場は、集団社会ですので、本当に多くのものを得ることができます。
刺激もいっぱいあるし、うまくいかないことも含めて学ぶこともたくさんです。

私も、0〜3歳児の小規模保育園に行くと、「こんなこともできるのか!」と驚かされることばかりです。
これも、集団ですごしているからこそ、「見て真似をしたり」「譲り合ったり」「順番を待ったり」する経験をしているからではないかと思います。
単純に生活経験、運動経験、遊び経験、関わる人間関係の幅も、家庭保育の子どもたちに比べれば圧倒的に多いです。

保育園や学童に小さな頃から預けることに引け目を感じることは全くないと私は思います。
それよりも、短い時間でもお子様にう〜んと愛情を示してあげることで、
保育園や学童で多くのことを吸収し、よりたくましく成長することができるのではないでしょうか。

私たちは、現在0〜3歳児の小規模保育園で運動教室を行なっています。
この時期に多様な運動経験をするとともに、「できた!」をたくさん味わってもらい、
たくさん褒められて、自己肯定感をどんどん高めていきたいと思います。
それとともに、順番を守ったり、友達の動きを見て、真似したり応援したりする心も育てていきたいと思います。

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