習字を体験しよう!(と、レジリエンスの話)

1、2年生は体験として
3年生以上は、夏休みの課題として、習字の時間をとりました。
1、2年生ははじめての習字に苦戦しながらも、一生懸命取り組んでいました。
3年生以上は集中して、いい作品を仕上げようと頑張っていました。

「上手くいかない経験」は非常に重要です。
現代は、転ばぬ先の杖や、成功体験を積ませようという大人の多くの手により、失敗経験が乏しいまま成長してしまう傾向にあります。
また、トラブルを起こしなくないという思いから、先生や親御さんも、子供たち同士の関わりに必要以上に介入してトラブルを未然に防いでしまう傾向にもあります。
上手く行かなかったことから学ぶこと、どうしたら上手くいくかなぁと考えることがとても重要です。
トラブルが起こった時にどうやって解決するかが重要です。
「レジリエンス」という言葉を知っていますか?
「レジリエンス(resilience)とは、「回復力」「復元力」「耐久力」「再起力」「弾力」などと訳される言葉で、「困難をしなやかに乗り越え回復する力(精神的回復力)」のことです。
現代の子供たちに身につけさせたい力の一つとも言われています。
そもそも、その機会(小さな失敗)すら奪ってしまわないように気をつけたいものです。