夏休み期間終了

子供たちにとって長かったような短かったような夏休みが終わりました。

夏休みは子供たちにとって嬉しいものです。
でもいざ、夏休みになって学校に行かずずっと家にいると自由な時間を持て余して、夏休み後半になると「やることがなくて暇」なんていう現象に陥ります。
当然暇だから勉強しようとはならず、暇だからテレビ見よう、暇だからゲームしよう、暇だから寝ようなんてなってしまうのです。
親御さんにとっても毎日のように連れ出してあげられるわけでもなく、だからといってずっと家にいれば、・・・。
親御さんにとってはなかなか大変な期間です。

この夏休み期間を短くしようなんていう議論もあります。
親御さんからは賛成意見も多く聞かれますが、この長期休みの期間にしかできないことも多くあるとも思います。

公立の学童(放課後児童クラブ)のお話も聞かせていただきましたが、夏休みの需要は多いようです。
そのため普段よりも多くの子供たちを預かるわけですが、大人数が部屋で過ごして、やれることも限られています。
また、猛暑の影響で「外で遊んでこーい!」という訳にもいきませんし、体育館が自由に使えるわけでもないようです。

この夏休みにだらだらすごしてしまった。
生活習慣が乱れてしまった。
全然運動しなかった。
ゲームばかりやっていた。

そして、2学期がスタートする訳ですが、私も教育現場での長年過ごしてきましたが、このスタート期間は子供たちの差は顕著に現れます。

学習は、当然夏休みを有効に活用して1学期の復習を行った子は、いいスタート切れますし、苦手意識を持っていた子でも遅れを取り戻している子もいます。逆に、1学期の遅れがそのままで、スタートから授業についていけない子もいます。
運動は、すぐわかるくらい顕著です。ダラダラ過ごしてきた子は、残念ながら全くと言っていいほど動けません。そもそも1日学校にいることさえ苦しいのに、体育などできるはずがありあません。熱中症、体調不良者がでるはずです。
学校で眠くなってしまう。
ゲームができなくてイライラしてしまう。
朝起きられなくて遅刻してしまう。

このようなことから、結果、すごく伸びる2学期になる子もいれば、そうでない子もいます。
最悪の場合、このスタート期間がうまく行かず、不登校になることさえあります。

つまり夏休み期間はとても重要だということです。

毎日5時間も勉強しろというわけではありませんし、猛暑の中ランニングをしろというわけでもありません。
1学期に学校で過ごした生活リズムを維持することがまずは大事なのです。

朝きちんと起きて、友達と楽しく過ごし、適度な運動を毎日し、必要な学習を毎日する。
これをどれだけできるかだけです。
そしてそれに加えて、休暇中ですので、普段できない経験が付け加わればそれに越したことはないでしょう。

SOBU ACADEMYではそれが実現できた夏休みだったと思います。
毎日1時間学習し、復習も予習もできました。
毎日元気よく体を動かして遊びました。火曜日にはスポーツスクールもしました。
様々な体験もできました。

ここに来るのが楽しい。
でも、それは遊んでいるだけだからではないのです。
きちんと、学び、動き、自由な時間もあり、家ではなかなかできない活動もできる。
すばらしい夏休みになったことと思います。

夏休みの活動についてはぜひブログを遡ってみてください。
いろいろな方々にも協力していただき、さまざまな体験ができました!
ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です