先生見て!

運動遊び教室(幼稚園コース)では、「先生見て!」と同時に5、6人に言われることが多々あります。
私はとっても好きです。
当然私は凡人なので、同時に見ることはできないので、順番に見たり、ぼや〜と全体を見たりしています。
先日もボールを使った運動をしている時に、多くの子どもたちが「先生見て!」と言ってきました。
子どもたちが「先生見て!」「ママ見て!」「パパ見て!」と言っている時の多くは、自信がある時です。
きっと「『できたから』見て!」だったり、「『できたから』見て!『すごいでしょ!?』『褒めて!』」だったりするのでしょう。
年齢を重ねていくうちに、他人に見てもらおうとする行動や表現することが減っていきます。
これは、先を見る力や周りの気持ちを察する力など、想像力が高まってくるからだと思います。
「余分な」ことまで想像してしまうのです。
他人の気持ちを勝手に想像してみたり、周りからどう見られるか想像してみたり・・・
この多くはネガティブな想像です。
ですから、小さなうちに、表現することは素晴らしいことで、そこで失敗してしまっても、その表現しようとしたことを価値づけていく必要があると思います。
私もそうですが、忙しい時に「見て!」「聞いて!」と言われると、「後にして〜」と言ってしまいがちですが、ぜひ、子供の声を聞いてあげたいものですし、そのチャンスを逃さないであげてほしいものです。
大きくなればどんどん話さなくなっていってしまいます。
今のうちに、先生は、パパママは、私の話をきちんと聞いてくれると思ってもらえるようにしたい・・・と私自身に問いかけている今日この頃です。

