子供に裁量を

「裁量」とは、自分の考えに基づいて物事を判断し、処理することです。

「裁量が大きい」というと、自由に決められる範囲が広い、ということになります。

この「裁量」を子供にどれだけあげるかがとても大切で、かつ難しいことです。

仕事でもそうですね。
「裁量が小さい」仕事では、窮屈に感じたり、やりがいがなかったりという課題があります。
ただ、裁量が小さいことにもメリットがあり、上司や責任者のもと管理がしやすくトラブルが少ない傾向にあります。

逆に、全て子供たち任せにしている、つまり「裁量が大きすぎる」と、トラブルが多発したり、意外と充実感が欠乏してきます。

私たちのスクールでは、スタディタイムでも自由時間でも、「適度な」裁量を子供達に与えています。

スタディタイムでは、「宿題・課題」を与え、それ以外の余った時間は子供たちの裁量として与えています。
与えられた課題だけでなく、自分で決めて学習することを毎日しています。
時には、今日は疲労困憊だから読書します、塗り絵します、なんていう子もいます。それもいいのです。
自分で自分を見つめ、今すべきことを判断して実行することが大切なのです。
自由時間も、場所や、やってはいけないことなど一定の制限はかけるものの、あとは子供たち自身で考えたり探したりして遊びます。

子供たちはこの自分達で決められる時間が一番楽しく、充実し、一番成長する時間なのです。
本来であれば、全て子供たちの裁量でやれれば理想的です。
ただ、まだ小学生です。大人が教えてあげたり与えてあげることも大事です。
子供たちの、勉強の引き出し、遊びの引き出しがたくさん出来てくれば、自ずとだんだんできるようになってきます。

学校もかつてはこういうことのオンパレードでした。
先生方に与えられている裁量も大きく、今の大人たちは、小学校の頃先生とこんなことした!と強い記憶や学びとして残っている人も多いことでしょう。休みの日にキャンプした!とか、先生と釣りに行った!なんていう人もいました。
でも今はいろいろな事情で、先生に与えられている裁量は極小となりました。

先に記載した通り、そりゃあ先生方のやりがいや充実感はかつてよりも減っていくのは間違いありませんね。

ですから私は少しでも子供たちが、ここで本当に楽しいと感じ、ここにいる時間で大きな充実感を味わってくれることを願って、子供たちがイキイキと活動できる環境を提供し続けていきます。

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