「先生のお名前なぁに？」

1歳半頃から未就園の子供たちを対象に行っている親子運動遊び教室。
もちろん運動遊び教室ですので、運動面からアプローチしてその成長はすごいものがあります。

最近では壁のぼり倒立ができたり、鉄棒の足抜き回りができたりと、私も驚かされることばかりです。
走るのも早くなってきた気がします。

ただ、運動面の成長だけでなく、人間的な成長も本当に感じます。

先日の教室ではたくさんの子どもたちが、まだ拙い言葉で私にお話ししてくれました。
「先生髪切ったね」「かっこいいね〜」
「ねぇねぇお名前なぁに？」
「先生、好きな食べ物なぁに？」
「僕はね○○が好きなんだよ〜」

未就園の子供たちですので、まだ集団生活の経験がありません。
でも、こういう場に通って、みんなで何かすることで、家族以外の人に慣れてきます。
私に対しても初めは警戒していた子も、だんだんと心を開いてきてくれます。
初めは恐る恐るこちらを見ていた子も、今では笑顔で自分からタッチしにきてくれます。

また、横の友達を見て、「あぁそうやってやればいいのか」とか「わたしもやってみようかな〜」とか自然と考えている姿もたくさん見られます。
もちろんパパやママがやる姿を見て、「私もやってみたい」「私もやってみたい」と思う子も多いです。

「気をつけ」も「ご挨拶」もできるようになりました。
お名前も元気よく言えるようになりました。

自分以外のものに興味を持つことで、どんどん世界は広がっていきます。
この教室を通して、子どもたちに少しでも価値を提供できたらと日々思っています。

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