大人の媒介しない子供だけの世界

子供たちには子供たちの世界観があります。

もちろん大人が媒介する(あいだにはいってあげる)ことで、物事がスムーズにいったり、トラブルが解決したり、トラブルを未然に回避することもできるでしょう。

ですが、私はあえて、子供たちの世界を可能な限り大事にし、大人の関わりをできるだけ少なくしようと心掛けています。

それは、「見ていない」訳ではありません。
いい意味で「見てみぬふり」をしたり、ぐっと我慢して状況を静観したりしています。

「あっ、これはトラブルになりそうだな。私の出番かな?」と思った瞬間、別の子が登場して、間に入ってトラブルを上手に解決してしまう事もあります。
「あっ、この状況だと、この子はもうすぐ怒るぞ・・・」と思っても、その子がぐっと我慢して、「あぁ成長したなぁ」と感じることもあります。

「みんなと仲良くする」というのは素晴らしい事ですが、正直理想論の部分もあります。
当然、人間ですから、苦手な人もいるでしょう。

ただ、そんな時に、どのように対応したり接したりすることがいいのでしょうか。
嫌であることを正直に伝えることも技ですし、愛想笑いでやりすごすことも技です。
正解はありません。

時には、嫌であることを正直に伝えた結果、相手が悲しがってしまうこともあるでしょう。
時には、愛想笑いでやり過ごした結果、同じことがずっと続いてしまうこともあるでしょう。
その相手と上手に関わったり距離をとったりすることもできるようになる子もいます。

大人が媒介しすぎて、子供たちにその技を身につけたり、技を試したりする機会を減らしてしまってはいけません。
失敗経験・成功経験を経て育っていくものです。

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